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美術の教科書  はじめに

水彩をはじめらる方へ

 水彩は小、中学生のころから 誰もが慣れ親しんできた画材の一つです。
そのころ使っていた画材を少し プロ仕様にすると、より水彩の色のハーモニーや鮮やかさがあふれてきます。
 神秘的ともいえる色を持つ水彩は、古くはイギリスの上流階級のたしなみとされてきました。人を惹きつけるその美しさの魅力は今もかわることはありません。

 この「美術の教科書」では主に水彩とりあげながら、画材、技術は勿論のこと色彩、デッサン、構図や絵画史、鑑賞などはば広く綴っていきます。

 先ずは水彩は白の絵具は使わず 紙の白をいかし表現するくことを知っていただきたいと思います。

成澤 レースと蘭s.jpg

白い花の下に白いレースのテーブルクロス。絵具の白は使っていません。
きっと白を描くとき、その白は何通りもあることが実感できるでしょう。

「美術の教科書」というタイトルにしたのは、これまでの技法書とは一味ちがう、リテラシーといえるものを作っていきたいと考えました。国語や算数には教科書があり、「あいうえお」や数字の読み書き、そろばんから入っていきます。こと美術に関してはリテラシーとなる教科書的なものが希少と感じます。皆様に水彩を糸口として美術に触れる機会が広がることを願っております。

次回は画材のお話を予定しています




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アトリエみずの絵の推奨する筆

 水彩を描くには 絵具、紙、筆は必須の画材です。
中でも筆は繊細な水分コントロールをするために慎重に選びたいところです。
水彩は洋画か日本画かと考えると、洋画に属すると考えています。(これはあとでまた、ゆっくり綴ります)
なので洋筆を使うかというとそうともかぎりません。
おすすめしたいのは 日本画で使われる 削用筆です。
 この筆1本でハガキサイズから60号まで描けます。1本にこだわるには訳があります。
水分の含みを手で覚え、どれくらいの面積が塗れるか、ぼかし、にじみの水加減を知るためです。

(写真は削用筆の例です)
atelier mizunoe hude.jpg

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